・七宝焼きで製作したアート作品
染型七宝という技法で図柄を表現した、七宝焼の時計です。
シンプルな壁に映える可愛らしい時計を作りたい。
日本の伝統模様の唐草に西洋の壁紙のような華やかさを合わせてデザインしました。
原画に合わせて型を切ります。地の色、花の芯、影の色葉っぱの色…
13型になりました。
素地の銅板を切り、片面に釉薬を焼き付け、次に表の下地の釉薬を焼き付けます。
(両面に釉薬が付くことで割れを防ぎます)
一度に13型の色は乗せられませんので何度か色を重ねて焼成を繰り返します。
お塩の粒ほどの釉薬の、一粒一粒が重なったり纏まったり混ざったり、
銅板の上にガラス質の絵が出来上がっていきます。
七宝ならではの透明感のあるしっとりとした艶と色の、染型七宝の技術が活かされた逸品です。
時計としての文字は入れておりません
新しい生活スタイル、お家でゆったりとした時間を楽しんでいただくツールの一つにいかがでしょうか。
<唐草文様について>
唐草模様も七宝と同じく古代エジプトから日本に伝わったとされています。
日本では、生命力の強い蔦が四方へとどこまでも広がる様子が、
「長寿・繁栄を象徴する」縁起の良い文様として多用されてきました。
<六角形について>
六角形を代表する模様亀甲は、長寿や健康を意味します。
その他六角には結合、調和、安定を意味し
それは「愛や安らぎ」「結婚」を暗示しているそうです。
・・・・:・一家の繁栄を願って、結婚のお祝いに。
長寿、健康を願って快気祝に・:・・・・・
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◇七宝焼とは
起源は古代エジプト。それがヨーロッパや中国に伝わりシルクロードを通って日本に伝承されたと言われています。金属の素地に釉薬(ガラスの粉末の様な絵具)を800度前後の窯に入れて焼き付ける伝統工芸です。
窯の中で釉薬が赤く溶け、窯の外で冷めていくときの色の変化は何とも綺麗なのですが、残念ながら作り手のみ感じられる感動です。
仏教の経典にある七種類の宝のように美しいものという意味で名付けられた七宝焼を是非お手元に置いてください。
*仕様
・㈱誠時のムーブメントを使用しています。
・単三電池1本付
・サイズは縦23cm×横20cm 幅1.5cm 重さ約500g
・盾は付属いていません。壁にかけてお使いください。
*お手入れとお願い
汚れが気になる時は柔らかな布で乾拭きをしてください。磨くように拭いていただくと艶が戻ります。薄い中性洗剤液で拭いていただくのも効果的ですが、最後は乾拭きをお願いします。
お手入れ中に時計の針に触れて曲がりますと針同士が重なり止まってしまう原因になりますのでご注意ください。
七宝焼。染型七宝という技法で、日本の伝統模様の唐草に西洋の壁紙のような華やかさを合わせてデザインした花唐草の六角時計です。